旅と日常のあいだ

石川県発、近場の寄り道から海外旅行まで。見たもの、食べたもの、面白いことの共有。



パリ旅9 ひき始めの風邪にカヌレとジェラートと葛根湯

パリ5日目の後半。前回の記事はこちらです

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オランジュリー美術館からぐんぐん歩いてモンマルトルへ。高台にあるサクレクール寺院を目指す。坂を登り階段を登りようやく到着。寺院内では何やらライブが行われており、祭壇前でミュージシャンが演奏真っ最中。聴衆(参拝者?)は腕を上げてノリノリ、天井はピンクや紫のライトに照らされていた。

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白亜の寺院。眺めの良い観光名所とあって、周辺の階段や広場は人でいっぱい。

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その内部。ライブ(?)中。 イエーーーイ! 誰かわからんが。

寺院をあとにし、こんどは市街に向かってぐんぐん坂を下る。誠に遺憾ながら、私の体調はゆるやかに悪くなっていた。関節のだるさと喉の腫れたような痛み、これはもう、まごうことなき風邪の症状である。元気があればルーブル美術館を覗こうかなんて言っていたけどちょっと無理だ。気持ちは元気なんだけどね、なんか身体がついていかなくてねえ。おばあちゃんみたいだ、Mちゃんすまぬ。

ルーブルに行く元気はないが、しかしこの期に及んでどうしても甘いものが食べたくなった我々。1730年創業というパリ最古のケーキ店、ストレー(Stohrer)に立ち寄った。

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またしてもカヌレ購入、そして念願のババオラムを購入(この店のものが有名なのである)。洋酒がよーくしみた大人味だ。アパートまで待ちきれないので、途中の広場(要は路上)で食べる。なんという美味。幸福感に満たされ、体調は一時的に上向く。カヌレおいしかったわ本当に。パリ滞在中のベストカヌレはストレーに決定!

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ストレーのカヌレ、焼き色はごく薄め。

甘いもの欲に火が付き、私たちは3日前に行ったベルティオンのジェラートが食べたくてたまらなくなった。あの美味しさが忘れられない。ほかにもいろいろなフレーバーがあったよね、今回はもう、店に着く前から何味を食べるか決めてあるもんね。ここで重要なのが、ベルティオンではカード払いができないということ。そして私もMちゃんも、パリ滞在をまだ二日残していながらお財布の現金が底をつきかけていた。2人の小銭をかき集めてギリギリ10ユーロ、たぶんこれでダブルジェラートを2つ買える。明日以降は現金がないけれど、カードで買えないものは買わないってことで。後先考えず、眼前の楽しみに一極集中してしまう享楽的な私たちである。

で、店についてびっくり。店には想像外の長蛇の列ができていた。3日前(平日午前)は0人だったのに日曜夕方はこうも並ぶのか。でもでも食べたい。食べずには後に引けない。10ユーロを握りしめ30分ほど順番を待った。そりゃ体調も悪くなるわ。しかも3日前とはメニューが変わっており、私たちが食べようとしていた味は今日はどれひとつないのであった、がびーん。レジ前であわててメニューを練り直し、ハニーヌガー&チェリープラムを購入。これも美味しかったけれど、Mちゃんが選んだ塩バターキャラメル、こやつがたいへん濃厚で美味しすぎた。もしまた行くことがあったら絶対これにする。

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アパートに戻り、Mちゃんがくれた葛根湯を飲んですぐに寝た。寒いよう、だるいよう。体温計がないからわからないけれど熱があるのかもしれない。明日の夜は、サントシャペルでのコンサートチケットを取ってある。それまでにとにかく元気になることだけが絶対の目標だ。みなさまおやすみなさい。

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マレ地区でたまたま発見、パリに残る最古の木造の家。15世紀のもので今も現役ですって 

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