旅と日常のあいだ

石川県発、近場の寄り道から海外旅行まで。見たもの、食べたもの、面白いことの共有。



パリ旅8 ラスパイユのビオマルシェと奇跡のメダル

パリ5日目の前半。日曜日、快晴。前回の記事はこちら

 朝起きたら、喉が痛くて身体がだるい。歩き疲れか風邪のひきはじめか。来るときに機内でもらった粉末カップスープに、昨夜スーパーで買ったせんべいを浸して朝食とする。ほとんどおかゆ。連日の、バターたっぷりクロワッサンやら肉料理で胃袋も疲れ気味ってことか。

さて今日はまず、Raspail(ラスパイユ)のマルシェへ。前にMちゃんが行ってとても良かったというおすすめ市場。身体がだるいかなと思いきや、晴れた空の下を歩いていたら元気になった。

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マルシェに向かう途中の、どこぞの庭園で朝のおさんぽ

マルシェはとても活気があった。野菜や乳製品などオーガニック商品を売るテントがぎっしり並び、想像以上の規模とにぎわい。着いて早々、鉄板で熱々を焼いてくれるじゃがいものガレットを食べる(食欲あるじゃん)。

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通りのなかほどに焼き菓子専門店があり、ここでカヌレを発見。カヌレに目がない私とMちゃん、大小2つずつ&ホットショコラのミルク入りを買い、店の裏手の小さなテーブルで食べた。カヌレの皮がしっかり固くて好みのど真ん中だ。カヌレをかじり、熱々のホットショコラを飲みながら、マルシェを行き交うパリっ子(および観光客)や店員さんとのやりとりを眺める。地元民の気分だ。

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そして、これまたMちゃん推薦の「奇跡のメダイ教会」へ。メダイとはメダルのこと。昔、ここの修道女が聖母マリアのお告げを受けてメダルを作り人々に配ったところ大流行していたコレラが収束した。以来、この教会には願いがかなう「奇跡のメダイ」があるとして世界中の信者を集めているらしい。

真偽はさておき、実際にたくさんの人がメダルを買いに来ていて(金や銀やガラスやらアクセサリーチックなのが種類いっぱい)、とにもかくにもこうやって人を集めるパワー(?)があることは事実なのだな、それに単純にかわいいから、ってことでブルーのきらきらのメダルを買った。これ、自分で買うより人からもらうといいことがあるそうな。私は去年のうちに、フランス帰りのMちゃんからひとつもらっている。今回お返しとして、私が買ったうちのひとつをMちゃんにあげるよ!と宣言したのだが、あげないまま持って帰ってしまったことに今気づいた。Mちゃん、今度あげますのでね。

オランジュリー美術館にも行った。行列ほぼゼロでするりと入館、ゲートを通過して最初に入る円形の部屋には壁一面ぐるりとモネの「睡蓮」が掛けられている。部屋にほかの作品はなくて、ただ静かな気持ちで、心ゆくまで睡蓮にひたれる。館内が広すぎないのも私にはちょうど良くて、モネ以外の印象派作品を含め、ぜんぶ回っても1時間かからない。いっぺんにいろいろな作品を観すぎると、集中力も読解力も処理能力を超えてしまって疲れるのだよね。振り返ってみると、この美術館が今回いちばん好きだった。おみやげに睡蓮の柄の手ぬぐいがあればいいのにと思ったが(私もMちゃんも手ぬぐいコレクター)、パリに手ぬぐいはないのであった、まあそうだろうね。

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