旅と日常のあいだ

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2016年夏、北八ヶ岳・北横岳登山(前)

北八ヶ岳の山々のひとつ、北横岳に登ってきた。

6月に入り夏山の季節。山の友と顔を合わせるたびに「今年はどこに登るか」という話題になっており、たるんだ身体と精神に気合いを入れるべく平地訓練(街中をひたすら歩き続けるというもの。歩いた先で甘いものを摂取することにより結果的にはカロリー過剰になるケースが多い)を行ってきた我々だが、もう平地はいいから高いところに行きたいねってことで、ロープウェイで高度を稼げるこの山へ。初めての北横岳は最高だった。疲れすぎずに森も山も草原も池も見て回れる。おすすめ。そしてふつふつと高まる、夏山に登りたい!という思いよ。

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2016年6月4日(土)くもり/晴れ 北横岳~縞枯山
北横岳ロープウェイ山麓駅9:00-山頂駅着、登山開始9:20-9:50三ツ岳分岐-10:00北横岳ヒュッテ-10:24南峰山頂-10:35北峰山頂-10:55北横岳ヒュッテ&七ツ池-12:05縞枯山荘分岐-12:15縞枯山荘(お昼)12:50-13:25縞枯山頂-14:05縞枯山荘-14:20北横岳ロープウェイ山頂駅着
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登山口までは北横岳ロープウェイに乗っていく。ゴンドラは100人乗りですって、立派。

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この日の始発は8:20、私たちが乗った9:00の便は10名ほどでガラガラだった。この翌日が八ヶ岳の開山日で、まさにこれから登ろうとしている北横岳山頂で催し物が開かれるということであった。ここからがシーズンの幕開けだもんね、前日の今日は最後の静けさかもしれないねと。窓の外に北アルプス南アルプスも見えて、いやあ久々に山に来たなあという感じだ。槍ヶ岳穂高の姿に胸の高鳴りをおさえきれぬ。

山頂駅に到着。周辺は「坪庭」と呼ばれる一帯で散策路が整備されていて、登山をしない一般の観光客も普段着のままでプラプラできるようになっている。といっても、このとき観光客は皆無だった。こんな早い時間にわざわざ来る人は登山目的だよね、みんな仲間よね。

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坪庭。石と樹木を組み合わせた日本庭園のような趣。

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ロープの支柱、これはどういうつもりのデザインなのか。友人と、「パルテノン神殿?」「なると?」と言い合っていたのだが、最終的に正解を見つけました。ずばり「ちくわぶ」、ほかには考えられない。

坪庭を抜けると登山道になる。舗装は消えて土の道に。たいした傾斜もないのですいすい進む。気温も陽射しも強すぎず、ほとんど汗をかかない一日だった。おかげで楽だった。

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途中の分岐点。助詞がちょっと変。この先にある「雨池」という池を見てみたいのだが、それはまた今度、別のルートから行けそうなときに。

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北横岳ヒュッテ。ピンバッジが可愛かったのだが写真はない。なぜなら「ピンバッジの撮影禁止」と書かれていたからだ。小屋から数分の場所に「七ツ池」があって池めぐりができる。帰りに寄ろうと決めて、このときはさっさと通過。

息切れすることもなく割と楽に山頂に到着。北横岳には二つのピークがあり、順に「南峰」「北峰」となっている。北の方が高い。まずは南峰へ。

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山頂から振り返ると八ヶ岳が真正面。この日は雲が出て空気もぼんやりしていたが、それでもこの眺め。周囲にはもちろんアルプスの山々も見えているんである。これがもし空気の澄みきった秋の日ならば一体どれほどの美しい光景なんだろう。そのころにぜひまた来たい。さらに進んでもう一つのピーク、北峰へ。

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目の前に見えるのは蓼科山。どっしりしつつも優しそうな形だ。

ここからは来た道を下る。北横岳ヒュッテを通り過ぎ、分岐点まで戻ったところでふと気づいた。「あっ、七ツ池を見忘れた」。北横岳ヒュッテのそばに点在する池、それをめぐろうねって言っていたのにすっかり失念していたわ。この時点で私たちは、なんだか知らんがほとんど疲れていない、という調子の良さ。平地トレーニングの効果か!? 山に登って戻ってきたというのにまだまだ全然歩き足りないし時間もある。よし、戻ろう。池を見よう! 迷うことなく引き返したのだった。元気。

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