旅と日常のあいだ

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2016年夏、北八ヶ岳・北横岳登山(後)

北横岳登山の続き。前編はこちら

北横岳山頂から下ってきて、北横岳ヒュッテのそばにある池めぐりへ。「七ツ池」と言っても実際に見られる池は二つのみ。ロープが張られて奥には行けないようになっていた。数年前のガイドブックでは紹介されているので、ロープはここ最近のものなのかもしれない。

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二つ目にして、最後の池。水がきれいです

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あたりには桜が咲いていた。時は6月、下界からしたら「今ごろ桜?」と思うけれど、例年より季節の進むのが早いのだって。いつもなら雪が残っていることもあるそうだが今年はもうないしね。

池から戻って三度目の北横岳ヒュッテを通過し、また坪庭に戻ってきた。ロープウェイの乗り場には行かない。時間も体力も余っている私たちはお隣の山にも登ることにしたのである。というわけで、縞枯山へ。途中には山雑誌で見て憧れていた山小屋もある。

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山小屋行きを示す看板。青い三角屋根のおうちが描かれている。さあそして、木道を歩いてたどりついた縞枯山荘。これ、このビジュアル! 草原の中にぽつんと建つこの外観に心惹かれない人がいますかね?

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これ、歩いてきたのとは逆方向から撮影しました。さっきの赤い看板から歩いてくると小屋の裏側に出るので、一度通り過ぎてから振り返って撮った。見た目重視で。

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栗ぜんざいを注文。友は山菜うどんを。6月上旬の北八ヶ岳はなかなか寒い。長袖3枚と手袋でちょうどいいくらいの気温なので、ぜんざいの温かさが染みる。確か800円。こんがり焼いたお餅が入ってたいへん美味しい。

お腹を満たして縞枯山へ。木の根が盛り上がった道、土が露出して滑りやすい道もあってやや歩きにくかったが、さほどの苦労もなく、あれっ、もう終わり?って感じで山頂に出た。縞枯山頂、展望ゼロ。木に囲まれたほんの小さな広場(広場ともいえないスペース)に標識が立つばかりの場所であった。

ここで折り返して下山。草原まで戻ってきて、三角屋根の小屋に別れを告げて、今度こそロープウェイの駅へ。帰りもガラガラのゴンドラでぴゅーんと下り、夏山第一弾を無事に終えたのだった。いつもなら、登っている最中に必ず一度は「登山なんてきらい」という瞬間が訪れる。一度どころか、二度も三度も訪れる。暑いだるいキツイ苦しいもう嫌だってなる。が、今回はそれが一度もなかった。最適な天気と最適なルートだったんだな。というかまあ、ロープウェイを使ってる時点で体力温存コースではあるのだが、今シーズンの夏山デビュー戦にはぴったりの場所だった。

下山後は、友人も巻き込んで長野の郵便局めぐり。急ぎの郵便物があったから、ではなく、風景印を集めるためだ。友よありがとう、感謝。(風景印の素敵さについてはこちらをどうぞ) 気持ちの満たされきった一日でしたとさ。

(おわり)