旅と日常のあいだ

石川県発、近場の寄り道から海外旅行まで。見たもの、食べたもの、面白いことの共有。


結婚式の花飾りに、山の風景が恋しくなる

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友人Aの結婚披露宴に出席した帰り際、高砂や円卓を飾っていたお花を分けてもらって持ち帰った。A(新婦)は、登山仲間であり、電車旅の友であり、今は閉店してしまった愛すべきカフェ「つきさむ」の友である。

お花の色や種類や飾り付けって、新郎新婦の(主には新婦の)趣味や個性が出るよね。この日の装花は、これまでに見たことのないような色合い・取り合わせでとても素敵だなあと思った。淡い紫、薄い青、水色、白、そして濃淡さまざまな緑。大輪や派手な花ではなく野山に咲いているような花を組み合わせてあって、涼しげで清々しい印象が強く残っている。

という感想をあとでAに伝えたら、「初夏のイメージで作ってもらった」とのこと、まさにそんな雰囲気だったなーと納得。さらに「お花を褒めてくれるのは山仲間が多い」というコメントも。それも納得! 足元にありそうな小さな草葉とか、花の清楚さとかが、自然の風景をそっと持ってきたようなたたずまいがあって山歩きが好きな人の趣味に合うのかも。このお花を見ていると山や高原のさわやかな風すら感じるような気持ちになるし、これまでに登ったあちこちの山のことが思い出される。新婦らしさが表れた、いい結婚式、いい披露宴だった。いつかまた一緒に山に行きたいなあ。

 

▼Aとの登山のひとつ、花の山といえば白馬岳。 

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