旅と日常のあいだ

石川県発、近場の寄り道から海外旅行まで。見たもの、食べたもの、面白いことの共有。


南極で出した絵はがきが、1年かけて我が家に届いた

先日、郵便受けをのぞいたら絵はがきが届いていた。大きな文字で【AIR MAIL】とあり、海外旅行中の友だちからかな?と思ったのだけど、冒頭に「船は南極のドレーク海峡を北上中」と書いてある。南極……。ていうか、よく見たらこれ私の字だし。なんてことでしょう、 それは私が一年前に自分あてに書いたはがきだったのだった。思いもよらぬ、一年越しの郵便物。

クルーズ船で南極に行ったのは2018年2月のこと。自分あてに2枚のはがきを書き、1枚は南極半島のチリ基地に上陸したときに郵便局で出した。それは4ヶ月後に自宅に届いた。

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もう1枚のはがきは船のレセプションに預けた。「航海中、寄れるときに南極のどこかの郵便局から出しておきます」というような案内だったと思う。それからまったく音沙汰がないので、きっとどこかで迷子になったんだな、そうだとしても仕方ないなとあきらめていたところだった。

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そしたらまあ、今回の到着よ。消印は2018年12月16日、PORT LOCKROY(ポートロックロイ)となっている。ポートロックロイは南極にある元イギリス基地で、現在はおみやげ店や郵便局になっている場所。船にはがきを託したのは2018年2月27日、その後郵便局に持ち込まれるまでに(あるいは郵便局を出るまでに?)10か月かかったということか。そこから日本に届くまでにさらに2か月。いやあ、何にしても、長旅ご苦労さまでしたと言ってあげたいわ。

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▼南極&南米の旅の記録はこちらです。一生の思い出。

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