旅と日常のあいだ

石川県発、近場の寄り道から海外旅行まで。見たもの、食べたもの、面白いことの共有。



バルセロナ01 空港でマニアックな郵便局詣で、シャワーブースで突然のキス

年始のNHKスペシャル「サグラダ・ファミリア大聖堂」特集を見て、実物を見に行きたくなった。ここ数年の工期短縮はめざましく、現時点での完成予定は2026年。途方もない未来、では全然ない。バルセロナに行ったのは2014年と2016年の2回、両方ともサグラダ・ファミリアを訪ねたけれどまったく飽きなかった。そのときの写真を見返しつつ、あれからまた変化し続けている姿を見たいなあとの思いが募る。

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2016年9月時点のサグラダ・ファミリア大聖堂


同時に、2016年の旅行時には仕事上のストレスがどえらいことになっていた私、「唇の状態悪化」というわかりやすい身体的症状が現れて、見た目も気分も最凶な時期だったことも思い出した。だってもう、旅の写真がほとんどマスク姿。ストレスも唇問題も解消された今でこそ思い出話にできるけど、あれはしんどかったなあ。まあそんなわけで、写真や旅日記を見返したことをきっかけに、もう2年以上前の話だけどもバルセロナ旅行記を書くことにする。

2016年9月、出発地は関西国際空港。まずは23:30発エミレーツ航空ドバイ行きに乗る。空港に着いたのは手続きにはまだ早い17:00、なぜって搭乗前にぜひ寄りたい場所があったからで、どこかといえば空港敷地内にある大阪国際郵便局。空港ビル内にあるという単純なものではなく、立入許可証をもらい有料バスに乗り貨物地区に入らねばたどりつけないというマニア好みの郵便局だ。ここで風景印をもらって本懐を遂げたのち、改めて空港に戻り、旅の友であるMと合流した。

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立入証の発行後、貨物地区専用バス(1乗車200円)で郵便局へ……

出国手続き後にシャワールームを利用。我々ふたりが使い終えたところで大柄な外国人男性が入ってきたのだが、数分後、彼のシャワーブース内から「お湯が出なくて困った」というような嘆きの声が聞こえてくる。私とM、ドアの外から英語の使い方説明を大声で音読するもうまく伝わらない。シャワー中の彼はとうとう内側からドアを開けて水をしたたらせながら出てきた(慌てながらもパンツだけは履いていた)。結局、600円を投入すべきところ100円しか入れていなかったことが判明。追加で500円を入れるとお湯ボタンが灯り、3人でWow!と喝采を上げたのだった。しばらくするとまたドアの内側から助けを求める声あり。「タオル プリーズ」と言いながら200円を握りしめた腕が出てきたので、販売機でタオルを買って渡してあげた。さっぱりして出てきた彼は両腕でいっぺんに私とMを抱きしめ、「ビューティフル!」とかなんとか言いながら頬にキス。日本に観光に来て、これから帰国するところだというヨルダン人の彼。まさか日本国内で、ヨルダン人にキスされる日が来ようとは。

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ドバイ行きの便は予定通り23:30に出発。牛肉ソースやきそばがおいしかった。自分じゃ牛肉では作らないよね、やきそばには豚肉だって思いこんでるよね!

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機内の天井がプラネタリウムみたいに光ってきれい。一人一つ配られたポーチもかわいかった(アイマスク、耳栓、靴下入り)。乗務員の帽子から垂れた布飾りもエレガントかつエキゾチックで非常に素敵だし、エミレーツいいなあ、快適だなあ。

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9時間ほどでドバイに到着、現地は午前4時。次に乗るバルセロナ行きは8:15の予定から少し遅れて8:40頃の離陸となった。この時点で、私もMもお腹が空きすぎて暴れだしそうなほどよ。(旅行日2016.9)

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