旅と日常のあいだ

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金沢のお正月菓子といえば、福梅と辻占

石川県、とくに金沢周辺では「福梅」「辻占」という和菓子を食べる習慣がある。年末になると老舗の和菓子店や近所のスーパーマーケットに大々的に並ぶ定番品。

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福梅は、その名のとおり梅の花の形をしたもなかで紅白の二色。皮はかためで外側に砂糖がまぶしてあり、中にはよく練ったあんこが入っている。お茶によく合う味だよと思いつつ、カフェオレと一緒にいただきました。

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そして辻占。餅菓子の中心に小さく折り畳まれた紙が入っていて、お告げが書いてあるという小粋なもの。手で割って、紙を取り出してから食べる。3つ選んでうまいこと文章になるとなおよろしい、というもの。

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今年のお告げは、「いそがぬがよろし」「あきらめられぬ」「運勢盛で商売はんじょ」と出た。あわてず着実に進めば商売繁盛ってことか。商売ってなんだろう、趣味で作ってたまに売っているリカちゃんの服のことか。売れに売れて繁盛してほしい。

ちなみに夫は「いそぐべからず」「いそぐべからず」「すまないなどと 水くさい」の3つだった。うーむ、解釈が難しいわ。と、こんなふうに何人かでわいわいと言い合うのが楽しい、お正月ならではの風景なのでした。

▼昨年の辻占はこんな感じ