旅と日常のあいだ

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南極旅行21 クルーズ終盤、テンション低めでドレーク海峡を北上

2月26日、南極クルーズ船の乗船7日目。昨日までに上陸プログラムは終了し、あとは2日間の航海でウシュアイアに戻るだけ。

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この日はモーニングコールも重要なミーティングもない気ままな1日だった。気ままといっても船は朝から揺れており夫は起き上がれず。私はひとりで朝食にいったけれど、レストラン全体に人が少ない感じだった。みんな部屋でゆっくり寝てるのかも。

ツアーガイドさんと同じテーブルでオレンジを食べていたら、船酔いに柑橘系はNGだよと言われる。なんてこったい今まで気にせず食べちゃってたよ!先に教えてよ!

船内では一日中いろいろな講座が開かれていて、その中から画像加工について聴講。部屋のモニターではプロジェクトXが放映されていたのでこれも観る。「運命の船 宗谷」、しびれるわ~。昼になっても夫はずっと寝ている、私は何もすることがない、動いてないからお腹もすかない、どうしよう、ひたすら暇。仕方がないからベッドに横になっていたら、眠いつもりはなかったけれどぐっすり寝てしまい、気づいたら19時をすぎていた。ただただ寝ていた。こんなにも何もしない日って人生初なのでは、ってくらい何もしてないぞ。(寝てる間にラウンジではチャリティーオークションが開かれ、スタッフアイテムとか船に付いていた南極旗とかが出品されて、落札額は総計1万USドルを超えたらしい。このお金は南極動物の保護のために使われるそうな)

夕食のフルコース、夫を誘ってレストランに行くもふたりとも食欲なし。私は前菜とスープだけ、夫はスープとおかゆだけ食べて終了。切ないねえ。今晩は揺れが強めと聞き、あらためて酔い止め薬をのんでから就寝。冴えない1日だけど、南極への往復はそれくらい大変ってこと。

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この日は写真が何もない! とりあえず客室風景。