旅と日常のあいだ

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南極旅行19 氷河の丘のニコハーバーに上陸、ついにリカちゃんが南極到達

南極海への飛び込みという大仕事を終え、夕食後は歯磨きもせずベッドに倒れ込んで熟睡、気づいたら午前2時前だった。よろよろと起き上がって顔を洗い、洗面台に放置してあった水着を洗う。部屋に届いていた予定表を見ると、翌日は朝から上陸計画があるとのことでモーニングコールは5:45、早っ!!

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そんなこんなで2月25日、早々に起きて朝食を食べ7:30にはゾディアックボートに乗船、次なる目的地はニコ・ハーバー。巨大な氷河と丘と、ペンギンの営巣地がある場所。

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水辺は岩場になっていて、ペンギンがよちよちと歩いていた。

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しらすじゃないよ、ペンギンの毛だよ。今が生え変わりの時期。

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見渡す限りペンギンだらけ。人間は、右側の踏み固められた部分を歩く。ペンギンたちは警戒心というものがほとんどなくて、距離がとても近い。

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つ・い・に、リカちゃんが南極上陸を果たしたぞーー!(そのためにこのジャケットとパンツを縫っていった)南極を踏んだリカちゃんは世界初なんじゃないかと思ってるんだけど、どうだろうか。「いやいや、私もリカちゃん連れで南極に行ったから」という方がいたら、ぜひ挙手をお願いします。

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雪の斜面を登りきると、こんな景色。黒い点はすべてペンギン。

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転んだのか、寝ているのか、やる気をなくしているのか。湾の後ろに見えている氷河は頻繁に崩落するそうだが、ちょうどこのときも地響きのような雷のような大音響が聞こえた。ペンギンはまったく動じていないように見えたけど。

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ニコ・ハーバー、今回のクルーズをとおして一番好きな場所だったかも。起伏のある地形で見ごたえがあって、海も氷河も雪も岩もあって、ペンギンがいっぱいで。名残惜しいがそろそろボートに戻る時間。

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ボートに乗って小一時間ほど周囲をクルーズ。細かい(といってもまあまあ大きい)氷の間をぐいぐいと進んでいく。

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氷の上で休んでいるペンギンを発見。

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こちらは氷上のカニクイアザラシ。ガイドスタッフによると、お腹の傷はシャチに襲われたあとらしい。

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この日は雨がほとんどなく風も弱く快適なクルーズだった。「快適なクルーズ」っていっても、0度に近い気温の中を冷たい水の上でボートに乗り、周りには水と氷しかなく、聞こえるのは氷が砕ける音、風の音、ボートのエンジン音ばかりなわけだけれど。

水と氷がつくる風景は果てしなくて、基本的に人を寄せ付けないという点に気高さとか畏れとかを感じる。日常からは完全に隔絶されたこの場所が、ごちゃごちゃした日常と同じ地球上に確かに存在しているんだなあと思うと、なんとも信じられないような気持ち。

本船に戻り、ヨガレッスンに参加していたら船内放送。「風の具合が非常によくてチャンスなので、急きょもう1ヶ所に上陸します」とのこと。わお。再び放送があり「目指すダンコ島への途中に氷山があるため、迂回可能かどうかを検討中」。氷山を迂回とかすごいな、自分の人生でそんなフレーズを聞くことがあるとは、って感じだ。結果的に、このあと訪れたダンコ島が本ツアーでのラスト上陸となった。その話はまた次回に。

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