旅と日常のあいだ

石川県発、近場の寄り道から海外旅行まで。見たもの、食べたもの、面白いことの共有。


南極旅行16 南極らしい光景! ウィルヘルミナ湾で氷山の合間をクルーズ

2月23日、乗船4日目の午後はウィルヘルミナ湾でクルーズ。今回は上陸はせず、ゾディアックボートで1時間半くらい海上をめぐるとのこと。

◆ひとつ前の記事(南極旅行15 南極半島・ポータルポイントに上陸。アザラシやクジラと遭遇

f:id:lovestamp:20180808103952j:plain

ちなみに南極は一体どれほど寒いのか?というと、実はそれほどでもなくてこの日は外気温2度。冬の日本でじゅうぶん経験済みの範囲内なのであった。南極といっても半島の先端だし、2月のこの時期は一応夏だしね。

f:id:lovestamp:20180808104519j:plain

クルーズでは大きな氷山があちらこちらに見えた。その迫力とか造形の不思議とか色の美しさは、今まで見たことのないものだった。右下の小さな点の正体は……

f:id:lovestamp:20180808104610j:plain

アザラシでした。大豪邸をひとりじめという感じ。

f:id:lovestamp:20180808104803j:plain

こちらは、一人(一頭)サイズのこぢんまりした氷山。アザラシやオットセイは、私たちがボートから見ている間にも、氷の上をゴロゴロしたり這って進んだり、海中に潜ったり、氷山の反対側からまた顔を出してみたりといろんな動きをしていた。午前中に引き続き、クジラの姿もたくさん見えた。

f:id:lovestamp:20180808105120j:plain

移動中のゾディアックボートはこんな感じ。操縦&解説スタッフが1名、乗客10~16名が1台に乗りこむ。着ているもののほかには防水の小さなリュックやポーチのみ持ち込み可能でここにカメラを入れていた。ボートの上は風が冷たくて手袋が欠かせず、しかし手袋をしたままではリュックの開け閉めやカメラの操作がしづらいので、だんだん写真を撮るのが面倒に……。

途中、スタッフが海に浮かんだ氷の塊をよいしょと持ち上げてボート内に入れ、「これを船に持ち帰れば、南極海の氷でオン・ザ・ロックが作れるぞ」と。お酒は飲まないけれど、せっかくなので小さめのかけらをもらって、部屋に持ち帰った。

f:id:lovestamp:20180808105939j:plain

クルーズを終えて、客室の窓辺で南極氷と記念撮影。。

このあとラウンジで恒例のリキャップ&ブリーフィングがあり、翌日の上陸ではチリの基地に寄ること、そこではがきを出せることが判明。ウシュアイアで買い込んだ絵はがきを、今こそ使うとき。明日までにはがきを書きまくらねば、と思いつつ……

f:id:lovestamp:20180808112624j:plain

体調が復活したことを記念して、夫ともどもフルコースのディナーを満喫、デザートまでばっちり完食したらすっかり満足かつ疲労感に襲われてしまい、部屋に戻ってそのまま眠ってしまったのであった。絵はがきは一枚も書いてない。

 

www.tabitoko.com