旅と日常のあいだ

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南極へ08 パタゴニアの山々を見下ろし、世界最南端の街・ウシュアイアへ

南極旅行記、前回の記事はこちら(南極へ07 地下鉄SUBTEと、世界で二番目に美しい書店エル・アテネオ)。

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私たちのツアーは、ブエノスアイレスでの1泊と、ウシュアイアまでの往復航空券、そこからクルーズ船に乗りこんで以降のすべてが含まれたプラン。2月19日の午後にブエノスアイレスのホテルに集合、との指示だったのだが、私たちは前日から同じホテルに宿泊していたので気持ちに余裕ができてよかった。ていうか、もし当日到着にして荷物遅延なんかが起こったら、もうどうしようもないところだった。本当に、余裕を持たせた行程にしておいた私たちグッジョブ。

ホテル内の指定場所に行くと代理店スタッフが待機していて、ここで荷物を計量。ウシュアイアまではチャーター機を使うのだが、預け荷物は20kg、持ち込み荷物は8kgが上限だった。私も夫も難なくクリア。荷物はいったん部屋に持ち戻り、部屋の前に出しておく。夜のうちにホテルのポーターが回収してクルーズ船まで運んでくれるということなのだけれど、えっ、夜中に廊下に荷物を置きっぱなしにしておくなんて超不安、誰かほかの人が持っていってしまわない保証がどこにあるの?と思った。思ったが、出しておくしかないのでそうした。廊下を見ると、隣の部屋も、その隣にも荷物が置いてあって、このフロアの多くの人が同じ南極クルーズの参加者なのだな、と知った。

翌朝6時に起床、ついに乗船!の興奮のせいか、荷物の重さが何度計っても上限を超えてしまってどうしよう、という夢を見た。6:30にホテル内の指定会場で朝食。これがかなり貧弱な内容で、パン(種類少ない)と飲み物(種類少ない)とリンゴくらいしか用意されておらずやや悲しかった。今まさに始まる大旅行の出発がこれかい!っていうね……いや、たいしてお腹も空いてなかったんだけどさ。

この朝食の席で初めて、今回ツアーを申し込んだ先である日本の代理店クルーズライフのスタッフと顔を合わせた。同じく日本からの参加者十数名にも。

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朝食後、バス4台に分かれてブエノスアイレス市内の空港、ホルヘ・ニューベリー空港へ。バスは海沿いを走っていく。エセイサ国際空港よりも街中にあって近くて便利。

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セキュリティチェックをさくさく通ってアンデス航空の搭乗口へ。午前9時に飛ぶ予定だったが、少し遅れて10:25になった。あらら。のどが渇いたので水を買おうとするも、空港内売店の水はペットボトル1本が60アルゼンチンペソ=約300円と高かったのでやめた。それくらい出せよという感じだが、いや、でも高いって。

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空港ビルからバスで飛行機前へ移動し、タラップを上って搭乗。乗客170名あまり、全員が同じ南極クルーズの参加者だ。ウシュアイアに行くときは右側窓辺がベストポジションと聞いていたのだが、私の席は右側通路側。ところが運良く窓側がクルーズライフ(代理店)のスタッフ席で、こころよく席を代わってくれたのでお言葉に甘える。

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さよなら、ブエノスアイレス。3時間50分のフライトだが映像モニターもなく手持ちぶさただよと思いきや、早々に食事が出て、景色の素晴らしさは文句なしで、しかもちょっと早めの3時間で到着したのでたいした疲れも感じずに移動終了。

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ウシュアイアへの着陸直前、右側に見えた景色は、平原と沼地と山々。氷河に削られた山の峰の急峻さがすごい。剣岳と槍ヶ岳をいくつもくっつけて並べたみたいな荒々しさとカッコよさだった。視覚的に、山にかなり近い位置を飛んでいるような感覚があり、そのスリルも含めて心臓がどきどきする。ああ、これがパタゴニア地方! スケールの大きさに見とれて窓から顔を離せず。やっぱり山はいいなあ。(これから船で大海原に繰り出すというのに)

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やがて海が近づいてきて、ウシュアイア空港に到着。奥に見えるのがウシュアイア、世界最南端の街であります。 

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