旅と日常のあいだ

石川県発、近場の寄り道から海外旅行まで。見たもの、食べたもの、面白いことの共有。



南極へ04 空港でハプニング発生、ブエノスアイレスで奮闘

南極旅行の続き。前回の記事はこちら(南極へ03 成田からダラスへ、そしてアトランタへ - 旅と日常のあいだ)。

アメリカはダラスを出発し、アトランタに到着。成田を出てから数十時間一度もお風呂に入っていないし、この先もブエノスアイレスまで10時間以上のフライトが控えている。アトランタ空港のラウンジにはシャワールームがあったので使ってみた。壁のタイルが全面赤いガラスというモダンすぎてドキドキする空間だったけれども、広くて使いやすかった。が、運悪く私のシャワーヘッドは不調だったようで、シャワーヘッド自体はやたらとでかいくせに、半分ほどの穴からしかお湯が出てこない&水圧が非常に小さい。シャワーから水が吹き出すというより「垂れ落ちる」って感じで、細くまっすぐ落ちてくる水流に頭や体を打たせながらのシャワー。修行僧か。

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アトランタ空港のテラスにはソファがあって良い雰囲気でした

アトランタ空港に着いたとき第一のハプニングが起こった。夫が手配した海外用のWi-Fi機器一式が、そういえば見当たらない。前に使ったのはどこだっけ。数時間前にダラス空港のラウンジでカバンから出していたのは覚えている。そのあとは使ってないし姿も見てないけど、ま・さ・か、置き忘れてきた? 冷静に二人それぞれのカバンを確認したが、どのポケットにもどの隙間にも現物は見つからないのであった。これは、ダラス空港に置いてきたのが確定だな! 旅が始まって早々の紛失物。二人ともそれなりに落ち込む。これから海外の街に繰り出そうとしている我々、これでWi-Fiが使えなくなった。スマホに頼ろうとしていたいろんなこと、そうはいかなくなってしまったなー。でもホテルとか空港では基本的にWi-Fiが使えるし、どっちにしても南極ではWi-Fiなんて使えないんだし、なんとかなるだろう。Wi-Fi機器は自前ではなくレンタル品なので、そこの補償とか手続きはあとからなんとかしなくちゃならないが。まあ、なくしたのがパスポートやクレジットカードじゃなくてよかったよね!

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アトランタ空港で5時間ほど過ごしたのち、21時過ぎ、ブエノスアイレス(エセイサ国際空港)行きの便に乗る。到着予定は現地の朝。成田からの連続移動で、地上に降りるたびに時差があるので脳内時計の処理が追いつかない。機内では頭が痛くて脚がだるくて何やらクタクタに疲れた。ブエノスアイレスでは2泊するプラン、ああ、やっと空港やら飛行機内ではなくホテルで休める! フルフラットなベッドで眠れる! そのことがこんなに待ち遠しいとは。

最終目的地は南極であり、そこへはブエノスアイレスからさらに飛行機に乗り、船に乗りという長丁場なんだけど、その前のひとまずの仮ゴールというか、街に出て観光らしいことができるのが楽しみだ。今は2月中旬、寒い日本の冬からやってきた私はヒートテックの暖かいパンツ、長袖のインナーにウールのセーター、その上にフリースを重ね着という真冬仕様。一方のブエノスアイレスは今は夏、30度超えの暑さ。ブエノスアイレスに着いたらまずは服を替えたい。預けていたスーツを受け取って、そこに入っている半袖シャツと軽い素材のパンツに着替えるのだ。初めての南米。ブエノスアイレスってどんな街なんだろう、楽しみだなあと思いを馳せているうちに飛行機が着陸。

飛行機を降り、荷物レーンで自分たちのスーツケースが流れてくるのを待つ。相当な時間を待った。他のお客さんが荷物を取ってその場を去っていくのを横目に見つつ、まだかまだかと待った。待ちわびた。同じ荷物が何周もしてるけど、我々の荷物はまだ見えない。あまりにも遅い。ていうか、レーンの周囲にはもう私たちしかいないし。スーツケース。。。もしかして、迷子になってどこかへ行ってしまったのか? 不安がピークに達した頃、空港スタッフが近づいてきて私たちの名を呼びかけた。そして予感的中、「あなたたちのスーツケースはここにない。アトランタに置きっぱなしになってしまった」とのこと。おーーーい! 第二ハプニング発生!

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私も夫も何度も海外に行っているが、荷物遅延は初めてのこと。二人そろっての初体験が新婚旅行に重なるとは、私たち持ってる!とおもしろくなったが、おもしろがっている場合でもなかった。アトランタ~ブエノスアイレス便は1日1便のみ、つまり翌日の同時刻にならないと荷物は届かないということ。ちょっと待て、ブエノスアイレスですぐに着替えるつもりだった半袖シャツも薄いズボンもスーツケースの中だ。手荷物には、ほかの着替えはいっさい入っていない。今ここで、この30度超えの真夏の街で、私ときたらセーターとフリースとヒートテックパンツしか持ってないんだぞ! 熱中症で死ぬ!

空港カウンターで、スーツケースが到着次第、宿泊しているホテルに届けてもらうよう手配をした。エセイサ国際空港を出てタクシーでホテルへ。ホテルに着いたらゆっくりするつもりだったけど、それどころか、やることが山積みになってしまった。

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泊まったのは、エンペラドール ホテル ブエノスアイレス。すごく素敵な部屋だった。素敵さに心躍ったが、その素敵空間でまずやったのは、ダラス空港にWi-Fiの忘れ物がないか確認する、旅行保険約款を読んで荷物遅延やレンタル品紛失の補償内容を調べる、保険会社に連絡するなどの事務処理。長旅の後なのになんて働き者なんでしょうか。荷物遅延が原因で現地購入した品の代金は補償されることがわかったので、とにかく街に出て夏服を買いに行くことに。楽しいショッピングどころか、切羽詰まった必須品の買い出しという雰囲気だわよ。だってもう、履き替える下着すらないんだから!

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