旅と日常のあいだ

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2018年台湾その7 今回2度めの衛兵交代と、淡水の見事な夕日

台湾旅の続き。前回の記事はこちら▼

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アイスモンスターの特大かき氷で冷えた体を温めたく、あたりを散策。高層ビルの台北101 が近いので、それがよく見えるところまで歩いていく。周囲には凧揚げで遊ぶ子どもたち。

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国父紀念館がすぐそばにあり、ここでも衛兵の交代式を行っているということで、昨日の忠烈祠に続いて見てみることに。10分前には人が少なかったけれど、開始の15時には人だかりに。忠烈祠より断然人数が多いのはここが街中だからか?

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吹き抜けの2階から見下ろすかたちで見学。忠烈祠は全5名だったけど国父紀念館では全3名が行進してきて、そのうちの2名が台上の2名と交代していた。

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交代を終え、台上で姿勢を決めた衛兵は、もう自分ではまったく動くことは許されない。制服のシワを直すのも、顔を伝う汗をふくのも、お世話係(?)にやってもらうのです。ちなみに昨日の忠烈祠は陸軍、国父紀念館は海軍の兵士だった。空軍も含めた3隊が、時期によって交代しながら担当しているそうだ。

ここから夕日の名所である淡水へ。昨日の時点では「今日は雨でしょう」という天気予報であり、夕日の名所に行くのに雨っていうのもなぁと思っていたのだが、ラッキーなことに予報がはずれて良い天気なのでMRTに乗車。

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改札のデザインがJR新幹線になってて、一瞬、ここはどこ?って感じであった。1時間ほどの乗車で淡水に到着。車窓の景色を楽しむつもりが、席に座ったとたんに寝てしまい、ハッと気づいたら目的地のひとつ前の駅だった。

淡水駅から川の流れはすぐ近くで、川べりの歩道を歩いて河口方面へ。4月末のこの時期、日没は18時30分頃。あてはないけど、夕日をいい場所で見たくてぶらぶらする。川が見えるスターバックスに行ってみたが満席なのであきらめ、高台にある紅毛城ちかくのカフェをのぞいたが木が茂って川面が見えないのであきらめ、どこかいい場所はないかなあと歩道に戻ると、18時頃からちょうど太陽が赤く丸く輝き始めたところだった。

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水面に赤い光が映ってキラキラして見飽きない。

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こうやって太陽が沈んでいく間にも、対岸の街あかりがぽつぽつと灯り、船が行き交い、飛行機が近くを飛んで、さすが名所だけのことはあって見ごたえのある景色だった。夕日がきれいに見えるのはどこか?といったら、結果的には川べりの歩道のどこからでも見えると思う。むしろスタバとかに陣取ってしまったら自由に動けないから、自分のペースで好きに歩いて位置を変え、川やビルや対岸の風景を広く見る、そういう楽しみ方ができてよかった。

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歩道や堤防にて、こんな感じで夕日鑑賞。釣り人の姿もちらほら。

ついに太陽が雲に隠れて日没、となった瞬間、たくさんいた夕日めあての観光客は嘘のようにさーーっといなくなった。我々も含めて。淡水駅に戻り、再びMRTに乗って、夜ごはんを食べに士林夜市へ。

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