旅と日常のあいだ

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2018年台湾その6 一度は行っておきたい鼎泰豊&アイスモンスターへ

台湾旅行の続き、今日は三日目。▼昨日までの記事はこちら

台湾グルメといえば小籠包、その超有名店といえば鼎泰豊ということで遅めの朝ごはんを食べにバスに乗る。この路線バス、外から見ても異様なほど、車内や窓辺にぬいぐるみが吊り下げられていた。謎。運転手の趣味なのだろうか。運行会社的には問題ないのか?

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停車のたびにぶらぶら揺れる無数のぬいぐるみたち。落ち着かんなあ。

9:50頃、鼎泰豊に到着。通りの向かい側から、入店待ちをする圧倒的な数のお客さんが見えてびびる。しかし鼎泰豊では整理券を配布しており、アプリを使えば現時点で順番消化状況と待ち時間目安がわかるというすばらしいシステムなので安心。私たちは30~40分後に入店可能という券だったので、店の近くをぶらぶらして雑貨店をのぞいて過ごした。

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10:30頃に入店。スタッフはみな笑顔でてきぱきしており、日本語対応もバッチリ、うわさどおりの快適な接客ぶり。小籠包を注文すると、「タレをお作りしましょうか?」と声をかけてくれ、テーブルに置かれた醤油と酢をとって、おすすめだという1:3の割合で作ってくれたのであった。丁寧。

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ほうれん草と湯葉の炒めもの。焦がしニンニクの美味しさに箸がとまらない。ほか、豚肉の(基本の)小籠包、えびとへちまの小籠包、えびチャーハンを注文。どれもこれもおいしかった。小籠包の皮のなめらかさはうっとりするほどだったよ…。テーブルにはジャスミンティーのポットが置かれているのだが、カップの中身が少なくなるとスタッフがすっと注いでくれる。屋台の、ほとんどないようなサービスに慣れたあとだと、この細やかさはもはや感涙するレベル。

私たちの後ろのテーブルには若い女性の一人客がいた。鼎泰豊、有名店だけど格式が高くて気後れするような感じではないから、一人で来るのもありだなあと思って見ていたのだが、彼女は何皿か頼んだものを色んな角度からスマートフォンで熱心に撮影し、それから自撮りをし、また料理を撮り、そしてなんと、ほとんど何も食べないまま席を立ち去った。ちょっとお手洗いに行ってきますというような自然さと、箸の付けられていなさ。写真を撮るために来たのか……! テーブルにきれいに残された料理を見て隣のお客さんは信じられないという顔をしていたし、お皿を下げに来たスタッフもさすがに変な顔をしていた。私もかなしい。彼女は今ごろ「鼎泰豊に来たよ」みたいな投稿をしてるのだろうか。今すぐSNSのアカウント特定作業を始めたい思いになったわ。

このあと、東門市場を探検し(何も買わない)、誠品書店では雑誌のバックナンバーが安く売られていたので数ヶ月前の「男の隠れ家」を購入。思いっきり日本の雑誌だし。落語特集だよ、小痴楽も松之丞ものってるよ、わーい!

歩き疲れたのと暑いのでかき氷が食べたくなり、徒歩圏内にあったアイスモンスターへ。行くと行列ができていたが、メニュー表を見ながら15分ほどで入店。着席の前に、店に入ってすぐのレジでまず注文するスタイルだった。私はいちごにしたのだが、運ばれてきたものを見てその大きさにあぜん。

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大げさでなく、顔がまるごと入りそうな大きさの丼にかき氷。パンナコッタといちごジェラート、生のいちごも入っていた。別のうつわにいちごがゴロゴロ入ったシロップと練乳付き。いちご、合計で30粒ほどになるんじゃないか。なにしろ大量。

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よく「ふわふわな」と形容されるかき氷だけど、このなめらかさ、絹のような柔らかさ、しゅーっと溶けていく感じは初体験。なにこれ最高に美味しいよ。美味しいけれども多すぎる。冷たさはさほどでもないが甘さが苦しくなってきた。でも美味しい、ギブアップはしたくない。向かいでマンゴーかき氷を食べる家人も同様のようで、「あったかくてしょっぱいものが食べたい」「お風呂に入りたい」とつぶやきながら、両名とも数十分かけて完食。いやあ甘かった。冷たかった……。しかしそもそも、かき氷とはそういうものなのであった。

ちなみにいちご氷は260元、マンゴー氷は250元で、日本の価格の60%くらいだった。かき氷のあのなめらかさはまた体験してみたいけれど、甘さ・冷たさ・高価格という壁を超える勇気が必要だな。

このあとは、夕日の名所・淡水へ、そして士林夜市につづく。

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