旅と日常のあいだ

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梅の花を見に、兼六園へ

金沢の街なかでは2月の大豪雪の名残もやっと消え、3月にしては暖かい日が続いた。春。あかるい日差し。高くなる気温。花粉との攻防が本格化するシーズンの到来だ。鼻の中用の塗り薬、点鼻スプレー、目薬、この三種の神器が手放せない。

晴れて暖かくて、「うわあ今日は朝から花粉も多く飛んでそうだね!」というある日、梅の花を見たくて兼六園へ行った。まだ満開には遠そうであったが、この先数日間は雨が続く予報だったので、晴れている今のうちにということで。良い加減に、ちらほらと咲いていた。20種類の梅の木があるそうで、木にかかっている品種名を見ながら梅林を歩いたのだけれど、4種しか見つけられなかった。おかしいなあ。 

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開いた花もかわいらしいし、丸々とふくらんだつぼみもかわいらしいね。

なんといっても、梅の花はいい香り。思い切り吸い込みたいところだが、そのぶん見えざる花粉も吸い込んでしまいそうなので、鼻を小さくひくつかせる程度でしか呼吸できないのであった。いやもう、屋外に出て歩き回ってる以上、呼吸が浅いとか深いとかそのくらいのことでは受ける花粉量に大差は出ないでしょうけれども。気持ちの問題として。

風物詩の雪吊りは、もうそろそろ見納め。記録に残る大豪雪だった今冬、本当によく頑張ったねと活躍をたたえたいわ。

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