旅と日常のあいだ

石川県発、近場の寄り道から海外旅行まで。見たもの、食べたもの、面白いことの共有。


大阪へ落語ユニット「成金」ライブ。食べたり冷えたり笑ったり

先日、大阪は福島エリアに行く機会があった。昼の強い日差しの中を歩いたあと座って休憩したくなり、「コーヒーが飲みたいなあ」とGoogle mapで「カフェ」を検索。どんな店かは知らないけれど、いちばん近いところに向かった。暑いから、冷えひえのアイスコーヒーを飲みたぁぁい!

着いてみると、店の前に「かき氷」の文字。なんと、かき氷のお店だったのか!コーヒーではないが、この暑さだもの、かき氷はむしろ大歓迎。一緒に行った友人は前日に別の2店でかき氷を食したそうだが、もう1店追加してもいいのこと。お腹が強くてうらやましいよ。

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さつまいもとラムレーズンのかき氷を注文。さつまいもって、どういう状態でかき氷化されてるのかなと思ったら、このようにペースト状になっていた。

モソモソ感やずっしり感はなく、ふわっと軽くて食べやすい。さつまいもが氷の冷たさを包み込み、レーズンが味と食感にアクセントを添える。こりゃ美味しい。一方、友人はこれまた今までに見たことないような「キウイとクリームチーズ」のかき氷を食べていた。店の名は、cafe12(トゥエルブ)。

それから、前に行ったカヌレ専門店「カヌレ ドゥ ジャポン ドゥドゥ」を再訪。

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季節のカヌレは「塩パイン」と「山梨のもも」。美味しいけど、上に乗ったフルーツは生地の純粋性をそこなうというか、食べるときに気が散るというか。カヌレ独特のねっとりくねくねした食感を、それだけで純粋に味わいたいのだった、私は。

そもそもの大阪行きの目的は、落語会。東京の若手落語家11名のユニット「成金」というものがあり、私と友人はこのメンバー(の中の何名か)のうっすらとしたファンであるのだった。しかし私ときたら、会の途中でお腹が不穏な気配を見せはじめ落語に集中できないという情けない事態に。ぐぬぬ、さきほどのかき氷のせいか!まったく、冷えには要注意ですなあ。

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成金メンバーのうちの5人。今回初めて見てファンになったのは、左端の昔昔亭A太郎さん。

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帰りの大阪駅では、豪華列車「瑞風」の乗車ゲートらしきものを見て静かに興奮。この門は選ばれし者だけがくぐることを許されるのじゃ。いつかそちら側に行けることを夢見つつ。