旅と日常のあいだ

石川県発、近場の寄り道から海外旅行まで。見たもの、食べたもの、面白いことの共有。




浅草ゴトーのフルーツパフェと、ほとんど無臭の「におわせ」写真

東京は浅草にて、「フルーツパーラーゴトー」に行った。その名のとおり、フルーツいっぱいのデザートを出すお店だ。フルーツはそんなに好きじゃないのだが、パフェはまた別。生クリーム(大好き)がのっているからな。ゴトーに行く人の多くは「明確にフルーツが好き」なタイプだと思うけど、ともかく入店だ。なにしろ同行者は大のフルーツ好き。前々からゴトーゴトーと言っていた、その念願がかなう場に立ち会えてうれしいよ。

 

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私が選んだのはかんきつのパフェ。メニュー名は「10種類のかんきつのパフェ」だったか、「12種類の」だったか。ご覧のとおりのてんこ盛り。パフェと一緒に、かんきつの説明書もついてくる。品種名と、産地と、味の特徴が書いてある。これが、これ。こっちが、これ。初めて聞く名前だなあとか、聞いたことはあるけれど初対面だよとか、半分くらいは「初めまして」なかんきつだったと思う。それぞれ味が違うから飽きないし、一人で見本市というか品評会というか、自分の好みを追求しながら食べたりして楽しい。上にのってるフレッシュな果実だけでなく、アイスやジャムもかんきつであった。おいしかった。

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一方、同行者は「3種のいちごのパフェ」。フルーツ好きの心も満たされたようであった。

この日、我々の間では「におわせ」という単語が流行していた。写真を撮るとき、あからさまにではないけれども人物の影とか自慢したい小物とかを写りこませるというアレだ。もちろん、「あからさまではないが、十分に読み取れるレベル」を狙って意図的にやるのである。要するにあからさまである。これをSNSにアップして、「あれっ、一緒に誰かが写ってる……もしかしてふたりは付き合っているの!?」とか、「ここに写っているマグカップ、○○さんのインスタと同じ……。 もしかしてふたりは付き合っているの!?」などと思わせる、それが「におわせ」。いったい誰に、何のために?というのはさておき、我々もこの「におわせ」に挑戦した。パフェを撮っているように見せて、向かいに座っている誰かが写ってるぅ!というやつだ。

写真がぼんやりしている上に、他者にわかる手がかりが何もない。そもそもどこにもアップしていないから誰かに何かをにおわせる要素、ゼロ。しかしこのあとも、訪れる店でいちいち「におわせ写真」じみたものを撮影した。暇なのか。

人目に触れることのなかった写真を、今ここに投稿。ついに、におわせへの一歩を踏み出したぞ! って、こんなにも説明的かつ能動的に宣言している時点で、まったく「におわせ」ではないよね。