旅と日常のあいだ

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ごぼうがすごい、ハーブスランチのカルボナーラ

ランチタイムのハーブスにて、4種類から選べるパスタのひとつに「かにのカルボナーラ」があった。カルボナーラは好きである。乳脂肪ラブ。それに加えて、かにラブ。

 

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メニュー表の説明文によると、

 「旬のかにを使用した風味豊かなカルボナーラ。フレッシュトマトのさわやかな酸味とごぼうの食感をお楽しみください。」ということであった。

ごぼう!

パスタにごぼう入りとは、めずらしいのでは。かにとごぼうって、合うのだろうか。きっと、きんぴらみたいな細切りのごぼうが入っているのだろうな。

旨みがいっぱいの、かにのほぐし身。ささがきごぼうの歯ごたえ。それらをひとつにまとめる、濃厚なカルボナーラソース。ねっとりとパスタにからみつつ、ふと口に広がるごぼうの香り。おお、美味しそうだ。

というわけで、かにのカルボナーラを頼んだところ、

ちょっと予想外というか規格外というか、ごぼうの存在感が、大変なことに。

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かにとかカルボナーラとかいう騒ぎじゃない。ごぼうでしかない。メニュー名に「フレッシュトマトのさわやかな酸味とごぼうの食感をお楽しみください」とあるが、ごぼうしか見えないよ、フレッシュトマトが目に入ってこないよ。

主張するごぼうにドキドキしながらも美味しくいただいて、セットになってるハーフサイズのケーキはなんだっけこれ、チョコレートムースだったかな?  

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下段の生地とムースの間にあるクルミの食感が本当にいいんだよね。ふわふわムースが口の中でとろける合間に、歯にあたるサクサクのクルミ。「食感をお楽しみください」っていうのはこういうことなのだよと、食感ありすぎのごぼうたちに言ってやりたい。いや、カルボナーラは美味しかったけれども、でもあれは、「かにのカルボナーラ」ではなく「ごぼうのカルボナーラ」じゃないのか。

 

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