旅と日常のあいだ

石川県発、近場の寄り道から海外旅行まで。見たもの、食べたもの、面白いことの共有。



書店の棚の前で、少女マンガ的運命の出会い

3か月前に買った「大人の塗り絵」、飽きることなくゆるやかにハマり続けている。やらないときは2週間くらい見向きもせず、やるときは3~4時間ぶっ続け。塗り絵でも裁縫でも、趣味への没入の仕方はそんな感じだ。

先日、新しい塗り絵でも買おうかなと売り場へ行った。目当ての棚の前に女性の先客がひとり。しゃがみこんで、棚から本を抜いてはページをめくって棚に戻す、を繰り返している。やけに熱心な客だな。早く移動してくれないかな、私もその棚を見たいんですけどー。軽くプレッシャーをかけてやろうかと斜め後ろから近づいたところ、女性が不意に立ちあがった。ハッとして見ると、その女性が、なんと!

 

妹であった。

なんたる偶然。

 

妹は、いち早く塗り絵にハマり私に伝染させた張本人だ。後ろから無言で肩をたたいたら「ヒョオオウゥゥッ」と息を飲み、めちゃくちゃにビビって震えていた。反応が大げさ。でもまあビビるよね、ごめん。

塗り絵は買わなかったが、『フランスの配色』というカラーパターン集を買い(3,000円もした。塗り絵のためにこんなのまで買うとは私もかなり熱心)、文具店に付き合ってもらって色鉛筆を買い足し(バラ売りで7本)、お互いに塗り絵の進行具合を報告しあおうと約束して別れた。何この仲良し姉妹。

 

▼「お姫さまと妖精のぬり絵ブック」1ページ目、塗る前と、塗ったあと。 

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自分が塗った塗り絵をブログやSNSにアップする人ってたくさんいる。以前の私なら、「塗り絵なんていう究極的に個人的な趣味、他人に見せてどうすんの」って思っただろう。でも今はわかるよ、見せたくなるその気持ち! 見せたいし、人が塗ったのも見たいんだよね。真っ白だったのを私はこんなふうに塗ったんだけど、みんなはどんなふうに塗ったの、見せて、いっぱい見せてー!ってなる。で、おおお、色が違うとこうも印象が違うのか~って心打たれたり、二色でグラデーションを作るのもいいなとか、線の内側でなく外側を塗るのもありだなあとか、技をまねたくなる。上の塗り絵写真、お花のまわりのボワボワしてるとこがそれ。どう、いいでしょう? こうやって見せたくなるのだよね。