バルセロナ三日目。美味しいと評判のバル、Cerveceria Catalana(セルベセリア・カタラナ)へ。地元の人にも観光客にも人気があり、ピーク時にはかなりの行列ができるとのこと。行ってみると確かに混んでおり、店の中にも前にも人があふれている。が、14時過ぎという半端な時間がよかったのか、割とすんなり中に入れて15分くらいで着席。
まずはサングリア、続いて白ワインを頼んだ。友人Nはビール。ふたりで料理をあれこれ食べてデザートも食べて、しめて40ユーロ。安いなあという印象。
あさりのバター焼きとか、ししとうを揚げたのとか、海老のグリルとか、ここらへんは日本の居酒屋でも出てきそうな品揃え。そりゃあ口に合うはずだわ。つい、日本酒があればいいのにと思ってしまった。
ほかに、スパニッシュオムレツでしょ、クロケットでしょ、小魚のフライでしょ。どれもおいしくて箸が(フォークが)進む。グラスも進む。あと、食べてみたいなと思っていたパン・コン・トマテ。焼いたバケットにニンニクとトマトをこすりつけてオリーブオイルをかけたもの。何かの料理を頼んだら付け合せで出てきた、ラッキー! シンプルだけど美味しくて、これなら家でも簡単に真似できそうである(まあ、予想どおり一度も真似してないけど)。
締めのデザートはクレマカタラーナ。表面のキャラメルがパリッパリ。めちゃくちゃ美味しい。美味しいのは確かだが、それにしても量が多い。写真ではわかりづらいが、どんぶりか?っていうくらいの大きさで、甘党の私ですらこの三分の一くらいでいいなと思ったもの。友人はホイップクリームを添えたプリンを注文、これもどっしりした量。
かねてより、たくさん食べることを誇りとして生活している私であるが、海外では毎度毎度、食事量の基準の違いに打ちのめされるわ。ともかく、大いに食べ、飲み、明るい時間から酔っぱらった。お腹がいっぱいになりすぎて、この日は夜ごはんなし。これも海外旅行でよくあるパターン、ランチがボリュームありすぎてそのまま夜ごはん抜きっていうの。
腹ごなしに街をぶらぶらし、帰りはまた周遊バスに乗ってホテル最寄りのバス停へ。らくちん。 これにてバルセロナは終わり、明日はまた次の都市へ移動である。 その前にもうひとネタ。
tokotoko.hatenablog.jp