旅と日常のあいだ

石川県発、近場の寄り道から海外旅行まで。見たもの、食べたもの、面白いことの共有。


秋の箱根でパンカフェめぐり

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11月最後の日曜日、箱根に行った。もう紅葉のシーズンは終わっているだろうなと思いさほど期待していなかったけれど、もみじの赤も、イチョウの黄色も、まだまだじゅうぶん鮮やかでキレイで楽しめた。しかしまあ、どこもかしこも混んでいたなあ。

箱根湯本から、登山電車に揺られて宮ノ下へ。ぶらぶらと歩き、コーヒーでも飲んでゆっくりしようかなと富士屋ホテルに行くも、ホテルではちょうど結婚式があったようで、親族友人ご列席の皆様方でエントランスやロビーはいっぱい。そこに食事をしたい観光客や食事をする気のない観光客が入りまじり、あたりはざわざわしていた。どうにも落ち着かないので富士屋ホテルをあとにする。

併設するベーカリーでおみやげのパンを見る。カレーパンやレーズンパンが有名なんだが、私が選んだのは丸くて白いシンプルなパン。ちなみに、一緒に行った相手はレトルトのビーフカレーを買っていた。富士屋ホテル謹製、1食670円もする高級品である。迷いなく3箱をカゴに入れる姿に大人だなーと惚れ惚れ。さらに、これまた富士屋ホテルのシェフが研究を重ねたうえに生み出したというレトルトのコンソメスープも。これも1食670円、お高いなあ!

こちらは2箱をカゴに入れており、おや、カレーと同じ数ではないの?と思っていたら、「はい、1つあげる」と言って高級カレー1箱を私に下さった。うわあ、いいんですか。大人っぽい(?)行動に、重ねて惚れ惚れした次第である。その相手っていうのは、妹なんだけどね。しかも、カレーをくれただけではなくパンも買ってくれた。わーい! さすが、マスキングテープに一気に二万円をつぎ込む妹だけのことはある。お金の使いどころが妙に太っ腹、カッコイイ〜。

宮ノ下にてパンとスープのお昼ごはん。 パンが温かくて美味しかった@ナラヤカフェ

元箱根のベーカリーカフェにておやつ。パンを2つ食べ、おみやげ用にも3つ買った@ベーカリー&テーブル箱根

 

箱根に行ったのに、温泉にも入ってないしロープウェイにも海賊船にも乗ってない。食べたものはパンのみ、おみやげもパンばかり(と、カレー)。思い立ってぷらっと行って、午後の数時間だけ滞在してさっと帰る。行きたくなったらまたすぐに行ける近さ(物理的にも気持ちの上でも)で、私にはちょうどいいわ、頑張りすぎなくていいこの感じ。