旅と日常のあいだ

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スタバの「さくらチョコレートラテ」は桜なのか?

スタバに春がきた。バレンタインシーズンのチョコレートシリーズが終わり、2014年2月15日に新発売となったのが季節限定「さくらチョコレート」シリーズ。さっそく注文してきたよ。さくらシリーズにはフラペチーノとラテの2種類があるが、この寒いなかでフラペチーノを飲んだらお腹を冷やしてつらいことになるのは間違いなし、よって迷わずラテを選ぶ。

スターバックスの公式説明文によると、「さくらとストロベリー風味のやさしい味わいを楽しめるチョコレートビバレッジ。さくらを思わせる風味がほんのり感じられるホワイトチョコレートドリンクに、ストロベリー風味のホイップクリームをのせ、仕上げにさくらストロベリーチョコレートとサクサクとしたストロベリーキャンディーチップをトッピングしました。」ということだ。

ちょっと待て、なんてわかりにくい説明なんだ。この文章がすでに呪文みたいになってるよ。ゆっくり解読しないと、何がどうなってるのかさっぱりわからん。「さくらを思わせる風味がほんのり感じられるホワイトチョコレートドリンクに、ストロベリー風味のホイップクリーム」。つまり何、さくらもイチゴも風味だけですか? 「さくらを思わせる風味がほんのり」て、ずいぶん自信なさげっていうか弱気っていうか。結局さくらなの?さくらじゃないの? っていうか「さくらストロベリーチョコレート」っつうのは、さくらなの?ストロベリーなの?これは風味じゃないの??

と、今回は注文段階から厳しめの態度で新商品に向き合ってみた。初挑戦なので味が変わってしまうカスタマイズはせず、しかしいつものようにホイップだけは多めの方向で。

 グランデ・さくら チョコレート ラテ with ストロベリー フレーバー トッピング・エクストラホイップ

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ホイップが、ピンク色(さくら色というべきか)。上にチョコレートとキャンディーチップ(カリカリしていいね)がのってる。ホイップをすくって食べ、チョコとキャンディーのカリカリを食べ、そしてズズッとラテを飲む。おおお~、これは。ひたすらに、むしょうに、甘い! 甘いな~!! なんだろうこれ、甘い牛乳だ。さくらの味としてイメージする花の塩漬け的な味や香り、ゼロ。イチゴの味は、どうだろう、さほどしないような。上のクリームもチョコレートもキャンディーもストロベリーのはずなのに。

と、ここまで考えて、「そうだった、さくらもイチゴも味がするとは限らないわ、あくまでも<風味>なんだった!」気づく。同時に「風味っていったい何」という疑問も生じつつ、ああ、さくらシリーズはちょっと私、リピートはないな。毎年この時期にスタバが繰り出してくるさくらシリーズは、いつも一度は試して「これはさくらじゃないよね、しかし甘いよね、もういらない」ってなる。わかってる、わかってるけど今年もやっぱり頼まずにはいられなかった。さくら色に惹かれて、春だなあ~とうきうきしちゃうんだよね、毎年性懲りもなくね。

「リピートはない」と言い切った二週間後に再注文→再カスタム、スタバのさくらチョコレートラテ

翌年、2015年の「キャラメリーさくらチョコレートラテ」がおいしすぎ→塩漬けの桜が香るさくらラテ