旅と日常のあいだ

石川県発、近場の寄り道から海外旅行まで。見たもの、食べたもの、面白いことの共有。


ロンドン01 テトリスまみれの空の旅、そしてヒースローへ

2014年1月中旬。 年末年始の休暇が明けて早々に自主的な休暇をとり、旅行に出かけたのである。 行先はイギリス。一昨年以来、二回目のロンドンである。(一回目のロンドンはこのとき=英仏旅行記01 夏季休暇、食べて揺られてイギリスへ - 旅と日常のあいだ

前回の滞在は2日間だったが、とても好きになってまだまだ足りなくて、次はもっとたっぷり楽しみたい!ということで、今回はロンドンにみっちり6日間という計画。「計画」と言ってもホテルを予約したのみ、いつどこで何をするっていうのはほぼノープラン、それは前と変わらずである。行き当たりばったりというか、臨機応変というべきか。

旅に先立って準備をしたもの。 真っ赤なトランク

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冬のコート。(ファーの生地は縫いにくくて苦労したよ!)

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リカちゃんの服作りに夢中になるあまり、自分の荷物は後回しになった。出発当日の朝になっても荷造りが終わらず。いつまでたっても、優先順位のつけ方が下手くそであることよ。

さて、今回は羽田空港を深夜に出発し、ドイツ・フランクフルト空港を経てイギリス・ヒースロー空港に到着という旅程であった。羽田空港のロビーは何やらキラキラしていたよ。

長時間の移動と到着してからの時差の関係もあって丸一日以上お風呂に入れないので、離陸前に羽田空港のシャワールームを使うことにした。こう書くと自分がキレイ好きな女子になったようであるが、別に汗をかく季節でもないし、一日くらいお風呂に入らなくても私はまったく構わんよと思っていた。しかし一緒に旅をする友人Nは「絶対に入る」と言い、時間もあるからそれなら私も行っとこうかなという程度だったのだが、結論、行っておいてよかった。

シャワールームは30分で1000円。アメニティ・タオル・ドライヤー完備の個室にシャワーブースと洗面&脱衣スペースがあり、広くはないけれどすごくキレイだし、ドリンク券も付いている。飛行機に乗る前にメイクを落として歯を磨きたいなあとは思っていたので、それならばトイレで済ませるよりもここを使った方が断然いい気持ち。また機会があったら利用しよう。

機内ではひたすらテトリスをやった。映画は一秒も見ず、本も読まず音楽も聞かず。ブロックを積んでは消し、積んでは消し……。目を閉じれば、まぶたの裏に浮かび上がるのは無数の回転するブロックである。ちかちかするブロックの幻影に悩まされたせいではないが、混んだ機内でほとんど寝つけないままフランクフルトに着陸し、飛行機を乗り換え、現地時間の午前8時過ぎ、無事ヒースローに降り立ったのだった。

地下鉄に乗り換えてロンドン市街へ。 やりたいことはたくさんあるが、なかでも、前回やり残したこれは必須。

大英博物館へ行く」

「夕食を店で食べる」

「バッキンガム宮殿で衛兵交代式を見る」

すべて実現できるかと思いきや、三つのうち二つが、今回もかなわぬ夢となるのであった。 それではこれより、冬のロンドン旅行記の始まり。