旅と日常のあいだ

石川県発、近場の寄り道から海外旅行まで。見たもの、食べたもの、面白いことの共有。


冬の関西旅(1) ~大阪でアメちゃんをもらおう~

一泊二日で関西旅へ。今回の行先は大阪、そして京都である。大阪では、「大阪らしい」場所へ行った。通天閣! 道頓堀!お好み焼き!

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大阪に着き、まず私が宣言した目標が「大阪のおばちゃんにアメをもらう」ということ。大阪のおばちゃんはアメを携帯しているとかいうけれど本当かな、しかもアメではなく「アメちゃん」だよな、ノリのいいおばちゃんが旅の思い出にアメちゃんをくれないかな、もらいたいな~と。見知らぬ人がとつぜんアメをくれるなんてこと、普通はあんまりない。っていうか全然ない。しかも当方、小さな子ではなく立派な(?)成人女性である。

そんなことを言いながらお昼ごはんを食べる場所を探してうろうろし、中華料理の蓬莱が経営するランチバイキングの店を見つけて店内へ。混み合っていたためレジ前で少し待っていたところ、行列の前にいたおじちゃんが我々にちょっかいを出してきた。早口の大阪弁は聞き取りが難しく、内容の7割くらいしかわからなかったが、友人が着ていたワンピースの柄についてツッコミを入れまくっていた。いろんなバッグの絵が描かれた生地だったのだが、「それはエルメスか? いや、ディオールかいな?」みたいな。

そのうちに席が空き、おじちゃんと我々は遠い席に案内されたのでそれっきり…となるはずが、何しろバイキングである。料理の並んだテーブルを中心に、我々もおじちゃんもお皿を持って行ったり来たり。そしたらおじちゃんがまた話しかけてきて、なんやかんやの会話のあと、その手に取り出したのは…… まさか本当にアメちゃん入手がかなうとは信じられず、我々が盛り上がったのは言うまでもない。おばちゃんではなく、おじちゃんからだったけど。すごいなー、楽しすぎる。

 満腹になって店を出た我々は、同じ通りにあった靴屋の前で足を止めた。友人が前々からほしかったという「黒いスエードの靴」の理想形に出会ったため、即刻購入。私は私で「赤いベレー帽がほしい」という思いがあったのだが、靴屋から3分くらいの場所に今度は帽子屋を発見。おもての棚に赤いベレー帽が置いてあり、これがまた、どうにもこうにもぴったりの理想形だったので即刻購入。

アメちゃん、靴、帽子。願っていたものを次々と手に入れた我々は、「今日はほしいものが手に入る日だ」との思いを強めた。すかさず友人のひとりが「彼氏がほしい」と発言。まわりも適当な感じで「この調子でいけば、今日か明日には見つかるよ~!」などと同調。しかしどうやら滞在中には見つからなかったようだ。アメちゃんや帽子のようにはいかないってことね。

 

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大阪行きの目的はこれ、Perfumeライブ@京セラドームでした。あ~、3人とも天使だった。誰が好きとか決められない(決めなくていいんだけど)。

余韻にひたりつつ大阪の夜は更けてゆく。ホテルで我々を待っていたのは……

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ま た お 前 ら か !!!

 

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