旅と日常のあいだ

石川県発、近場の寄り道から海外旅行まで。見たもの、食べたもの、面白いことの共有。


英仏旅行記09 シャンゼリゼを歩き、ラデュレでランチ

イギリス・フランス旅行記事の第9回。前回の記事はこちら

 

パリのホテルに一泊し、今日がパリ散策初日。

 宿泊した「Hotel de la Tulipe」(ホテル ドゥ ラ チューリップ )はセーヌ川左岸(南側)の7区、エッフェル塔にも凱旋門にも歩いて行ける場所。今日は歩いて「パリらしい」ところを回ろう、と出発。

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ホテルを出て少し歩くとセーヌ川。橋を渡って向こう岸へ。

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エッフェル塔が、なんでもない風景のようにひょいと見えてドキドキする。 あ、ここはパリなんだった、というドキドキ感。

朝ごはんは、セーヌ川を渡った交差点にあったカフェで。店を決めていたわけではなくふらりと入ってみた。フランス語のメニューは当然ながら読めないが、並んでいるパンを指さしてオーダーするスタイルだったので、なんとか思いどおりのものを買う。

しかし、昨日までのロンドンと違って、レジでの支払いにたいへんとまどった。フランス語で値段を言われても、それがいくらのことなのかがわからない。しかも、昨日まででやっと慣れたポンドではなく、ここでの支払いはユーロ。レジに表示された値段と財布の中のお金とが一致せずもたもた。

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クロワッサンとプチカヌレとカフェラテ。カヌレ大好きー!! 本場フランスで朝っぱらから!

ぷらぷらと歩いて、凱旋門のあるシャルル・ド・ゴール広場へ。まだ朝早いからなのか、観光客の姿は思ったほど多くない。しめしめとリカちゃん人形を取り出す。

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パリに着いて、ちゃんとドレスも着替えてる

ここからぐんぐんと、シャンゼリゼ通りを東に向かって歩く。名だたる名ブランドの店やご立派な外観の建物が立ち並ぶシャンゼリゼ。車道の幅が、こんなの今までに見たことありませんってくらい広い。

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奥に見えるのは凱旋門。ところでこの道路、車線(白線)がまったくひかれていない。 みなさん、目分量(?)で運転してるのかいな

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建物の造りが重厚で素敵。ランプのデザインや植え込みも素敵。 オープンテラスやシェードも素敵だ

途中、洋服屋さんを見たりスーパーへ寄ったりしながらてくてく歩いてたどりついたのは、今日のランチの目的地、マカロンで有名な「ラデュレ」。私たちが行ったのは、シャンゼリゼ店ではなくマドレーヌ広場のそばにあるロワイヤル店(シャンゼリゼ店は数日前に火災があって仮設店舗での営業だった!)。混んでるかな?と思ったけれど、さほど待たずに2階のカフェスペースに案内された。 内装も、クラシカルでありロマンチックでありゴージャスであり非常に素敵であったのだが、パチパチと写真を撮る雰囲気でもないように思え、写真はまったくなし。

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外観もかわいい。ラデュレのグリーン! 注文したのはこれ、クラブサンドプレート。18ユーロ。何がはさまっていたのかは忘れた。

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注文したのはこれ、クラブサンドプレート。18ユーロ。何がはさまっていたのかは忘れた。

友人はオムレツとサラダを頼んだのだが、このサラダが、ボウルいっぱいの葉っぱの山! こんな大量のサラダを食べきれる人がいるのかなというようなボリュームだったのだが、まわりのテーブルをチラリとうかがったところ、海外の皆さんは女性であっても難なく食べつくしているご様子であった。自分はかなり大食いなほうだと自負していたのだが、小柄な日本人である我々の胃袋は世界的にはまだまだ小さいらしいと、この旅のなかで何度か感じたことをここでも感じたのだった。お腹いっぱいになり、ケーキもマカロンも買わず。ラデュレに来たのにマカロンを買わないという、この潔さ。

さてこの後はお買いもの。クロスステッチの専門店を目指して、パリの街歩きは続く。