旅と日常のあいだ

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富士桜が本気を出してきた。盆栽は一気に春

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鉢植えの富士桜が満開。なんて素敵な春の風景なんでしょう、明るくて華やか! こういうのを求めてた! 富士桜の花は小ぶりで白っぽくて物足りないなんて文句を垂れてた一週間前の私、鉢に向かって頭を下げるがいい。

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一方、こちらはもう五年目になる盆栽の富士桜。うつむき加減の花が、これはこれで愛らしいものである。開花は3月25日。昨年より1日早く、一昨年より9日も早かった。

 

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姫りんご。もしかして、これ、つぼみ? そうなの? つぼみに見えますけれども!昨年は、どういうわけだかつぼみを(したがって花も)つけないまま終わってしまった姫りんご。今年は咲くといいなあ。秋に真っ赤な実がなる楽しみがあるから。どうか無事に花が開きますように。

 

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コデマリ。中央のつぶつぶ、間違いない、つぼみだ。我が盆栽たち、一週間前にはこんなに春の雰囲気がなかったのに、みんなして一気にスタートしたな。さみしかった盆栽棚がこれから花々で明るくなるわね、うれしい限り。

ところで、盆栽っていうのは、鉢植えと違って器を含めた全体の気色や形を鑑賞するものなのだが、私の写真はいつも細部のアップばかりだなと気がついた。全体の姿がちっともわからん。まあ、実際、苔とか芽とかつぼみとか、細部ばっかり見てるんだけど。目の前の小さな変化に夢中になってしまい、一歩引いて俯瞰してみるっていうのが、なかなか。って書きながら、そういえば仕事もそうかもなと、ふと思い至ってしまった今。いやいやいや、つまらんことを考えるのはやめよう。ちーん。