月曜から土曜までみっちり働いた脳と体が「息抜きさせろー!!」と叫ぶので、18きっぷを買って列車に乗った。鈍行でひたすらのんびりしたかったので、ローカル線つなぎの旅。鉄子炸裂。
東海道本線、身延線、中央本線、飯田線、再び東海道本線と回ってみた。静岡、山梨、長野、愛知、静岡の順だ。朝6時から夜8時まで途中下車なし、乗り換え以外は外に出ず。贅沢なのか苦行なのか。
身延線の車窓より。富士山が近い!
飯田線から見る山並み。たぶん、なんとかアルプス。
結局14時間以上乗車したが、全然疲れなかった。北海道で特急に8時間乗ったときには疲れたのに。やっぱ鈍行の速度が体に合ってるんだろうか。緑いっぱいの風景がよかったのか。
今までできてなかった飯田線走破も達成したし、ムフフ、よしよし。通過した駅数、ぜんぶ足したら180を超えてた。おお!数の多さに達成感を覚える。誰が褒めてくれるわけでもないのが悲しいぜ。
飯田線で隣り合った60過ぎの紳士にひょんなことから話しかけたところ、えらく会話が弾んでお互いしゃべりまくること3時間あまり。終点の豊橋に着くころにはすっかり意気投合して、最終的には「息子の嫁にならないか」とまで持ちかけられた。えっ、待って、お義父さん!いやいや、なりませんけど! 隣り合ったのが60過ぎのおじさんでなく、同い年の青年だったら良かったのになー。そんで話が弾んだ末に「俺の嫁にならないか」とかって言われたらね、そしたらもうね、驚きながらもコクリとうなずいちゃってたかもね、飯田線マジック、ローカル線ミステリー。
18きっぷはまだ余ってるので、さらなる出会いと楽しみを求めてあと1回、さすらっちゃおう。