旅と日常のあいだ

石川県発、近場の寄り道から海外旅行まで。見たもの、食べたもの、面白いことの共有。


盆栽趣味が、すでに盆栽の枠をはみ出している

この4月は気温が上がらず盆栽の芽吹きも思わしくなくて不安だったのだが、ゴールデンウィークのここへきて連日の陽気。急に、一気に、芽やら葉やら青々としてきましたわよ我が盆栽棚。

ヒメリンゴの葉っぱがわさわさ。去年、花が終わって若い実が付いた状態で買ったもの。今年はどうだろう、花をつけるだろうか。白くて可愛い花が見られますように。

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さて、盆栽が好きで、小さな鉢で小さな木を育て、かつ、それを大木のように愛でることを喜びとしている私だが、先日園芸店で思いもよらぬ大物を購入してしまった。

富士桜の苗木だ。富士桜の盆栽はもう持っていて高さ20センチくらいの木に今年も花が咲いたのだが、今回買ったのは庭木にするようなでかいやつ。既にして樹高が150センチはある。店で盆栽用のいろいろを品定めしてるうちに、「いやあああ、なんかもう、ちっちゃい鉢で窮屈に育てるより、ここらでドカンと、でかい木をのびのびと育てたい!」という反盆栽な衝動に駆られてしまったのだ。

とりあえず、一抱えくらいある大きな鉢に植えてみた。

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もうこれは盆栽じゃなくて、鉢植えの桜として、存分に育ってもらうことにする。で、伸びた枝の一部をちょっと切って挿し木にし、盆栽用の苗を独自に増やすことにする。5年くらい経ったら凄いことになるんじゃないか? 目線の高さに満開の富士桜が咲きこぼれ、手元には盆栽の桜が10鉢くらい、小さな春をほころばせるような。